つれづれセミリタイア

低収入&適応障害の女性が低資産FIREを目指してみる

結婚も出産もメリットないかな

近頃、少子化について憂う記事が増えてきています。確かに増え続ける税金や縮小する社会保障は気になります。

しかし、希望の持てない日本でなんとか生きるのが精一杯の一人の若者視点として、今回は結婚や子供を持つことについて、私なりの考えを共有したいと思います。

 

結婚のメリットはあるのか?

まず、結婚のメリットについて考えてみます。同棲して家賃や生活費を折半することで支出を抑えられたり、家事の負担を分担できる点は確かに魅力です。

 

これにより、一人で生活するよりも経済的な負担が軽減され、生活の質が向上する可能性があります。しかし、これらのメリットはルームシェアでも実現可能です。

 

ルームメイトと家賃や生活費を分担し、家事を分担することで同じ効果を得ることができます。

 

また、結婚による節税効果として配偶者控除配偶者特別控除がありますが、これらの制度も年々改悪されており、結婚を決断する主な理由とするには疑問が残ります。

 

現在の税制では、配偶者控除の恩恵を最大限に受けるためには、特定の条件を満たす必要があり、そのために結婚を考えるのは現実的ではないかもしれません。

 

個人的な価値観で言えば結婚による法的束縛を好まないため、DINKsも魅力的には映りづらいです。どれだけ魅力的な相手であれ、人も世も諸行無常。長期にわたり関係を維持することは難しいものです。

 

結婚の解消には法的手続きが必要で、時間と費用がかかることがあります。配偶者が負った債務の一部を負担する経済的リスクが生じる可能性も0とは言い切れません。


個人的な価値観や将来の不確実性を考えると、結婚を決断する際には慎重に検討する必要がありそうです。

 

子供を持つメリットはあるのか?

次に、子供を持つことのメリットについて考えてみます。個人の意見として、子供を持つことにメリットは感じません。リスクが高すぎるため、私の中では論外です。

 

子供を産むことには、親としての重大な責任が伴います。どれだけ子育てに向いていなかろうが、経済的に困窮していようが、親には子供を健康で文化的に育てる責任があります。子育てを投げ出すことは許されず、その責任は非常に重いものです。

働きながら片手間でできることではありません。どうしても誰かが子供を見なければいけません。

 

体力無尽蔵のスーパーヒューマンか、全ての家事育児代行を頼めるような余裕ある経済状況やツテでもない限り、キャリアを維持したまま稼ぎ続けるのは難しいです。

 

万が一、1人で産み育てなければいけない状況になったとしても、余裕で育て上げられるくらいに社会と福祉が機能し、平々凡々でも十分な収入が得られる世であれば視野に入れることもできるでしょう。

 

しかし、税金が増えているにも関わらず、政治家が不正を繰り返しているばかりで、自浄作用が働かないこの国が良くなるとは思えませんので不可能な話です。

 

他にも、障害を持って生まれた場合、その子供を生涯にわたって養う負担がどれだけ大きいか考えると、その重みがより深刻に感じられます。経済的な負担だけでなく、社会的な支援や理解を受けることが難しい場合、親子共々さらなる困難に立ち向かわなければならないでしょう。

 

仮に、経済力が十分にあり、家族関係が良好で、五体満足で健常な子供が生まれたとしても、社会にはいじめやパワハラなどのリスクが存在します。子供がどれだけ努力しても、社会の理不尽さや厳しさに直面する可能性は避けられません。

 

さらに、現在の日本の社会状況を考えると、将来が明るいとは到底思えませんので、子供をこのような世の中に送り出すことに大きな不安を感じます。

もし、親のエゴで産んで欲しくなかったと子供いわれたら、頭を下げるほかありません。十字架を背負って80年余りの生き地獄を味わわせるというのは酷なものです。

 

もちろん、子供を持つことによる喜びや充実感を感じる人も多いでしょう。子育てを通じて得られる経験はかけがえのないものだと思う方もいらっしゃるでしょうし、家族を大切にすることが出来る方は素晴らしいです。

 

しかし、すべての人が同じ価値観を持つわけではありません。私にとっては、子供を持たないことが最も幸せに繋がる選択かなと思います。

 

まとめ

結論として、結婚や子供を持つことにはそれぞれのメリットとデメリットがありますが、私にとっては結婚や子供を持つことが必ずしも幸福をもたらすわけではなさそうです。

 

自分自身の適性を考え、不必要なリスクを増やさない納得のいく人生を歩みたいですね。

 

 

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